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日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)

日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)
末木 文美士
日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)
定価: ¥ 693
販売価格:
人気ランキング: 473990位
おすすめ度:
発売日: 2000-07
発売元: 筑摩書房
発送可能時期:
日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)の詳細を見る

おいおいおい、ちょっと頼むよ~~。。。
「日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)」みたいな本を100円コーナーに置いておくんじゃね~よ~。
・・・と、今回はいきなりブックオフの100円コーナーにキレてみました。

しかも、よくよく見れば、日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)の他にも、日蓮入門―現世を撃つ思想 (ちくま新書)の続編みたいなのとか、末木 文美士関連の書籍が投げ売り状態に・・・!

・・・っったくアイツ等ふざけやがって~~。
だいたいにして「いらっしゃいませ、こんにちは~」ってゆう、心が微塵もこもってない、ただ言わされてるだけのセリフを聞いてるだけでサツイがこみ上げてくるぜ(-_-メ)

面白い!
 日蓮系宗派の者です。

 類書と異なり日蓮を歴史的観点から捉えずに御書をどう解釈するかという点から日蓮思想に踏み込んで書かれてあります。スタンスも批判的でも擁護的でもなく極めて中立に客観的立場で書かれてあり非常に好感が持てます。

 日蓮系宗派であれば当然ながらそれぞれ御書や宗祖に関する解説書は存在するでしょうが、外部から客観的に見た場合はどう映るのかという点で非常に興味深く参考になる書籍でした。

 ただし若干読み仮名が少ないと感じられましたので信者でない方にとっては多少読みづらいと感じる箇所があるかもしれませんのでご留意ください。

日蓮とはどんな人物だったのか
私が「日蓮」と聞いて連想するのは、1に創価学会、2に石原莞爾…そんなものである。すみません。

「日蓮自身はどんな人で、何を考え、どんな人生を送ったのか」と問われてみれば、断片的でセンセーショナルな話しか耳には入ってきていない気がする。とは言え、従来から多少の興味はあったものの、正直、信仰者の日蓮論に耳を傾ける気は起こらなかったのもまた事実。

そのような中で本書は、教学にとらわれない自由な立場から日蓮自身の思想に迫った一冊であると思う。日蓮の思想がはらむ多面性と多様な読みを許す危うさとを鮮やかに腑分けしつつ読み解いており、日蓮研究としてもたいへん優れたものであろう。そうした研究を入門書としてサラッと書いてしまう著者の力量に改めて感服する。

日蓮の主著の読み解きが秀逸
さまざまに解釈(拡大解釈あるいは誤解)されてきた「立正安国論」をはじめ、真骨頂ともいえる「開目抄」「観心本尊抄」、国立戒壇論で問題となった「三大秘法抄」等を成立の背景や天台教学との関連、これまでの日蓮研究を踏まえて、丁寧に読み解いている。
入門書ということで平易な文章で書かれてはいるが、論考も成熟しているし、「なぜ今もなお日蓮が魅力的なのか」という核心にも迫っている。日蓮のことを何も知らない人でも、日蓮に傾倒している人でも、日蓮を嫌悪している人でも、読んでおいて損はない名著。

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