高田 明和

定価: ¥ 1,260
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発売日: 2007-10
発売元: リヨン社
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うつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!を読んでみた。う~むと納得しきりである。
なんといっても、著者高田 明和の意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。
ぐいぐいうつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!に引っ張られているという感じか?うつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!に類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?
やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。
うつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!は評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者の高田 明和はそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。
うつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!を読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。
試しにまた別な友人にもうつを克服する気に病まない生き方―禅から学ぶ高田式うつ療法の集大成!を貸してみようと思う。
さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。
さわるな、危険。
西洋医学に懐疑的だから、こんな本など手にとって見ました。
「うつ病 まだ語られていない真実」(ちくま新書 岩波明著)ではっきり批判されていました。やはりその批判は正当だと思います。この本を読むのならあわせて読んでみてください、是非に。
転ばぬ先の杖、2度と転ばぬための杖。
1935年生まれで基礎医学者だった著者は、ウツになったことがあり、そこから逃れ出て、少年時代の明るかった心を取り戻したいと考えたそうです。ウツ体験があり医学知識もある著者が、独自なウツ治療法を、総括的にまとめています。
古代ギリシャ時代から病として知られていたウツを、近代以後に治療してきた歴史が、分かりやすく記述されています。外科手術、薬物療法、心理療法などが、考えられてきたそうです。しかしこの病は、米国精神医学会の最新診断マニュアルには診断基準はありますが、実際の診断は難しく、治療法も絶対的といえるものは、今はないそうです。
著者が推奨するのは、心理療法のうちの、認知行動療法です。認知療法は、「ゆがめられた考え」から、ウツが起こると考えます。過去の自分に拘泥している自己との対決、それが「ゆがんだ考え」から自働的にくるものだと自分が納得、さらにそれを忘れることが治療過程です。しかし西洋人とはちがい、自我が控えめな日本人には、自己を論難することはきつく、むずかしい療法です。著者は、この療法が、禅の修行や悟りと目指す所が同じだと気づき、禅のことばや考え方を取り入れた認知療法の日本人バージョンを提案しています。
著者が訪ねた禅宗師家たちの言葉が、認知療法の「ゆがんだ考え方」の各項目にうまく引用されています。こう説明されると、少し敷居の高い「ゆがんだ考え方」の項目も抵抗なく心に入ってきます。さらに、ウツを克服できる生き方や生活習慣も、日常に即して述べられています。特に日々、「困ったことは起こらない」など、すべてを肯定する短い「ことば」を自分に言い聞かせ、心と存在を明るいほうに向け直す言霊の力が強調されています。僕も体験からその通りだと思います。
著者の注意もあるように、本書は軽いウツの人向けです。不安の暗闇に覆われて壊れそうな自分に喘いでいる時は、専門医を訪ねるのが最善策だと思います。
